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2008.03.29

『SEINOS & Friends』

ボサノバのスタンダードナンバーから始まった今夜のライブ。
”ボサノバ”とはポルトガル語で「新しい感覚」を意味するが、この爽やかで心地よいサウンドは私にとってまさにその言葉通りだった。

続いて、1994年、東京Qチャンネルというユニットでデビューし、現在はCMボーカル、レコーディングコーラス、ツアーコーラス、作詞 などスタジオ中心に活動中のボーカルの須藤まゆみさんのオリジナル曲『29歳』、『空からの雫』をボサノバアレンジで披露。
ポップなメロディとボサノバの響きが見事に融合し、素敵な空間を演出していた。

続いてもカバー曲、『白い珊瑚礁』を演奏。この曲では美しいコーラスワークを披露してくれた。さらに、ピアニカのような楽器が登場。スズキ楽器製作所が限定で生産しているアンデスという楽器だそうで、リコーダーのような音を鍵盤を用いて鳴らすというもの。その音色は曲によくマッチしていた。

2nd Stageは、ギターとボーカル二人によるバラードで幕を開けた。その繊細なボーカルにオーディエンスは一気にステージに引きつけられる。

続いて披露された楽曲はこれまでとは雰囲気が大きく違うコミカルな曲。カズーのような謎の楽器も登場し楽しませてくれた。これほどまでに様々なサウンドを繰り出すバンドの実力には驚かされる。

ステージ終盤にはメンバーでの沖縄の旅を歌った曲を三線も登場して演奏してくれた。メンバーそれぞれが思いでを歌詞にして順番に歌って行くというもので、客席はそれぞれの旅が披露される度におおいに盛り上がっていた。

アットホームな雰囲気のままステージは進み、最後も東京Qちゃんねるの『6つ目の目覚まし時計』を披露。アンコールも2曲演奏し爽やかに今夜のライブを締めくくった。

今夜のライブは普段とはひと味違う雰囲気だったが、これもまたArticaにぴったりで、心地いい空間を提供してくれた。


投稿者 waterlife : 18:56

2008.03.28

エンレイのマンスリープライベートライブ VOL.03「桃花」(タオファ)

今夜はen-Rayさんによるマンスリーライブの3回目。毎回「プライベートライブ」と称されているだけあったとてもアットホームな雰囲気でステージが繰り広げられ、本人もお気に入りの様子。

ステージは出演されていた『ラムネ』というミュージカルでも使われていたという曲でスタート。前日まで九州ツアーを回っていたとは思えない力強い歌声を披露してくれた。
「みなさんに会うと、そういうのぶっ飛びますね。」と本人が言うように、オーディエンスからのフィードバックもダイレクトに感じられるのがここArticaのステージのイイところだろう。
おなじみのオリジナル曲やカバー曲を織り交ぜステージは進む。

休憩中には、店内に設置されたディスプレイでen-RayさんのDVDが流され、各地での公演の様子などを見ることができ、休憩中も楽しませてくれた。

2ndステージの途中には今回からの新コーナー、中国語講座を敢行!リズムに合わせて中国語の簡単な会話を紹介するというもの。今回は、買い物の際に役立つ2つのフレーズを紹介。次回のライブでは今回の内容をテストするそうなので、こられる方は要復習(笑)。

さらにゲストとして、ミュージカル『ラムネ』で競演された侑美さんが登場。お二人で「ペッパー警部」をダンス付きで披露してくれた。ステージを心から楽しんでいる二人の姿に会場は多いに和んでいた。

2nd Stage後半はおなじみのテレサ・テンさんのカバーを披露。ステージを締めくくった。また、アンコールでは、すっかり定着したアカペラでの一曲。en-Rayさんの実力を遺憾なく見せつけてくれた。

今回のライブも非常に充実した素晴らしいものだった。次回のライブは4月の26に決定している。是非このアットホームなライブを体験してほしい。


投稿者 waterlife : 18:52

2008.03.27

Kanafu Marie

19時半の開演時間には、既に客席はほとんど埋まっていた。今夜のステージに対する期待の高さが伺える。
定刻を少し回り、Marieさんの登場。暖かい拍手で迎えられた。
しっとりとした雰囲気でステージはスタート。
ジャジィで雰囲気のあるセットはここArticaに見事にマッチしていた。

スタンダードナンバーを次々と繰り出しステージは進んでいく。
この日のバンドはいしづかたく(pf)、sozio (b)、クボコウイチロウ(dr)の3人。出演予定だった平本栄二(g)さんは残念ながら体調不良で参加されなかったが、トリオとは思えない力強い演奏を披露してくれた。Marieさんの言葉にもあったように、演奏面でもその他の部分でもこのメンバーがMarieさんを支えてきたことが強く感じられた。

あっという間に1st Stageも終盤へ。ここで特別ゲストとしてAriticaのオーナー、二瓶の登場。持ち前の美しいハイトーンボーカルでステージに華を添えた。

休憩を挟んで2nd Stageへ。休憩中にもライブに足を運んでくださった方々にひとリずつ話かけ、楽しそうに談笑しているMarieさんの姿が印象的だった。

2nd Stageも1st Stageの雰囲気を壊さず、とても落ち着いた大人の空間を演出してくれた。
クボコウイチロウさんの抑えながらも力強いドラミング、sozioさんの堅実だが所々においしい主張を挟んでくるベースライン、いしづかたくさんのボーカルを引き立てるバッキングとアグレッシブなソロ。
それらが絶妙に絡み合った素晴らしいパフォーマンスだった。もちろん、その前で堂々と歌い上げるMarieさんの存在感も秀逸である。

MCでは大阪でライブを見た後の帰り道、地下鉄の線路に落ちた話などで笑いを誘いながらも、終止メンバー、オーディエンス、家族に対する感謝の気持ちを伝えていた。その謙虚すぎるほどの姿勢には感動させられた。

この日のライブは、Marieさんの暖かい気持ちが歌声を通してAriticaに集ったすべての人を包み込むような素晴らしいものだった。


投稿者 waterlife : 18:44

2008.03.22

3月22日 深水 龍作

挨拶がわりのブルースセッションで今夜のライブは始まった。
スローテンポのブルースと、早めのシャッフルの2本でプレイヤー全員の個性を見せ付けてくれた。12小節がそれぞれのプレイヤー色に染められて、一瞬のうちに過ぎていく。
「アメリカ初の宇宙飛行士が言うには、地球には国境なんてなかったそうだ。」
曲やステージとは一切関係のない自由なMCも深水さん独自の世界を作るのに一役かっているようだ。

ここでバイオリンの篠田さんを迎えて、Beatlesの『ミッシェル』、『イエスタデイ』を披露。生だからこそ味わえるバイオリンのその表情豊かなメロディは、この名曲をさらに引き立てていた。特にイエスタデイでのソロは情熱的で、心地よい緊張感にあふれるすばらしいものだった。

6曲を演奏したところでちょっとしたトラブルがあり、全体の音量が少し下がってしまった。
しかし、深水さんは一切動じることがなく『別れ』をプレイ。
この曲の物悲しい空気を完璧に表現してみせた。
トラブルに動じることなく、即座に対応してステージを展開させるという力には感服させられた。

1st Stageのラストは『Unchain My Heart』。
音量は下がっているはずなのに、その迫力とステージの熱量はむしろ増していた。

2nd Stageもおなじみの曲を中心に進んでいく。さまざまなジャンルの曲が披露されていくが、すべてに統一感がある。

MCでも、
「沖縄から来た友人に言わせれば、東京の人間はみんな死んでるように見えるそうだ。俺もそう思う。」
と深水節全開。

その後、「みんな元気かい」を披露。その言葉とは裏腹にステージ上、観客は活力に満ちて、生き生きしているように私には見えた。

深水さんのステージはいつ見ても「熱い」。そして間違いなくはずれがない。自信を持ってお勧めしたい。

written by .S.G


投稿者 waterlife : 14:39

2008.03.21

3月21日 The Stable Notes

「ブルース始めましょう!」
という言葉で今夜のライブは幕を開けた。1曲目は磯崎 JoeさんがVoをとる『Make Love To You』。
ブルージーでゆるーいサウンドが、一瞬でオーディエンスの全感覚をThe Stable Notesへと向けさせる。
磯崎 Joe(Bass、Vo)、松本 Ichiroさん(Gt、Vo)、上原”ユカリ”裕さんの3人からなるThe Stable Notes。
ただでさえ広くはないステージだが、それが一層狭く見えるほどこの3人には大きな存在感がある。

畳み掛けるように曲が進んでいく。3曲目に演奏したバラードは、そのダイナミックにテンポが変化する展開に息を呑んだ。緩急を織り交ぜた内容であっという間に1st Stageは終了してしまった。

2nd Stage一曲目はJoeさんが、「曲名は言いません」といってスタートした。
なるほど、その必要はない。『White Room』。
すでに10曲弱を演奏しているにもかかわらず3人とも、むしろパワーが増してきているようだ。

Ichiroさんのギターソロは、自由自在にダイナミクスを操り、壮大な物語を見ているような気分になる。
その展開にJoeさんと上原”ユカリ”裕さんの二人も柔軟かつ即座に反応してその物語を彩っていく。

4曲を一気にプレイ。2nd Stage開始早々に圧倒されてしまった。
その後のMCでは、客席と一緒に乾杯。こんなことができるのも、ステージと客席の距離が近いArticaならでは。
アーティストとオーディエンスが相互に作用してステージを作り上げている。
この体験はほかでは味わえない最高の瞬間だろう。

その後も3人それぞれの個性的ですばらしいソロが留まることなく放たれ、常時ハイライト状態でステージは終了した。
ブルースのかっこよさ、心地よさを存分に味わうことのできるライブだった。
まだ、このArticaを体験したことのない人は足を運んで、その場でしか味わえない「Live」な音楽に触れて欲しい。


written by .S.G


投稿者 waterlife : 14:35


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